荒川アンダー ザ ブリッジ VOL.4【数量限定生産版】 [Blu-ray]

荒川アンダー ザ ブリッジ VOL.4【数量限定生産版】 [Blu-ray]荒川アンダー ザ ブリッジ VOL.4【数量限定生産版】 [Blu-ray]
出演:ニノ(CV:坂本真綾) /市ノ宮 行(いちのみや こう)=リク(CV:神谷浩史) /村長(CV:藤原啓治) /星(CV:杉田智和) /シスター(CV:子安武人)
キングレコード
発売日 2010-10-06




人情・シリアス・ギャグ…「荒川」の欲張り感を濃縮した第4巻 2010-10-13
個人的に本作の魅力は、一作の中にギャグ・シリアス・人情ドラマ等の要素が乱れ飛ぶ「欲張り感」だと思っているが、本巻では

まさに荒川UBの魅力をぎゅっと3話分に濃縮した内容となっている。

何といってもリクルートの秘書・高井の存在感が抜群。秘書としてだけでなく父親の様な眼でリクを見守って来た彼は、恋人のニノ

に過剰反応と言える敵対心を燃やし、リクの家に寝泊まりし甲斐甲斐しく世話を焼く執着振りは気持ち悪い位だが、最後にニノの

リクへの愛情に理解を示し「子離れ」する際高井の発した台詞「母性には勝てませんなあ…」は、制作側の狙いと分かっていなが

らもぐっと来てしまう。

そうかと思えば遂に待望の鉄拳ステラのご登場である。某アニメを連想せずにはいられない「世紀末覇者」ステラとマリアとのシス

ターを掛けたガチ恋愛(?)対決シーンは、熱の入り様が伝わる作画の質の高さも含め必見、爆笑必至!

本巻の最後の部分では、1期荒川UBのクライマックスとも言えるシリアスな展開が動きだすが、普段ゆるゆるキャラである村長の

本領が垣間見れるエピソードでもあるので、次の最終巻も含めて是非最後までご覧あれ。



恒例のオーディオコメンタリーは、リク役の神谷浩史氏・星役の杉田智和氏・マリア役の沢城みゆき氏の3人が登場(収録話中2回

分)。(以下ネタばれ注意)面白かったのは鉄拳ステラを演じた斎藤千和氏や、他声優陣のアドリブ台詞を瞬時に歌のタイトルにした

杉田氏の演技に触れ、「ああいう天才肌の演技をしてみたい」と神谷氏・沢城氏が絶賛していた処。またベテラン声優組である、高

井役のチョー氏やシロ役の大塚芳忠氏への3人のリスペクト振り。演技を楽しみながらも、お互い多分に尊敬とライバル心を持ちつ

つ造りあげられた作品であることが伝わる好内容の裏トークを堪能して欲しい。



今回、付随のエンドカードが特に可愛いので要チェック。既に放映が始まっている第2期の新たな魅力と並行して楽しんで頂きたい。


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